Bitchu瓦版  2009.6.7
宗治祭(427回忌) 今年も本丸跡首塚前で、宗治祭がとり行われました。青空が広がり、時折吹く穏やかな風が、とても気持ちのよい一日でした。
式典前、本丸の芝生の上で、宗治祭奉納剣道大会が開催、子供達の元気な声が響きわたります。
開会の挨拶に始まり、献茶、読経、焼香、供電、献句、回向と続きます

読経。宗治公に関係する地元のお寺が集まります。

宗治公の首塚の前。焼香は、地域関係者、清水家の方と続きます。一般の方は、式典が終わってからご焼香が出来ます。

毛利家からのお花。白百合と胡蝶蘭、4百年たっても変らぬ想いに感動。

主催の「高松城址保興会」は100周年を迎えたそうです。
会長さんの挨拶。「(高松のある)小学校の校歌に
城址の松のたくましくという一文があります。100周年を記念して高松城跡に松を10本寄贈、植樹させてもらいました。松枯れに強い桃太郎という品種だそうです。」(メモ書きなので、詳細は違っているかもしれません、ご了承ください。)

本丸跡には昔から大きな松が沢山あり、空にそびえ立つ立派な松がシンボルのようでしたが、何本か松食い虫にやられて切り倒され、私はとても残念に思っていました。皆さん同じように思っていらっしゃったのだと感慨深く挨拶を聞いていました。100周年おめでとうございます。きっと大きくたくましく育つことでしょう。

命日をむかえますと、あの乱世の世に、こうも団結したチームを作ることが出来たのだろうと、夢にまで出てくることがあります。いったいどんな方だったのだろう、歳を重ね、最近しみじみと考えるのです。

今回は時間があったので、清水家の方とも色々とお話できましたし、林先生も健在健在、お元気そうな姿に安心致しました。保興会より来年から私に案内状が届くそうです。身に余る事でございます。色々とお気遣いいただき、大変感激しております。
また、来年お会いできますことを楽しみに、少しはホームページも更新しなければと思う所存です。