ゆ か り の 地 「 末 近 信 賀 菩 提 寺 - 専 福 寺 」 
専福寺とその瓦
 羽倉城主(広島県久井町)末近四郎三郎信賀の菩提寺、専福寺があります。末近信賀(せちかのぶよし)は毛利からの加勢として備中高松城に入っていました。宗治が自刃を決意したときに、毛利家からの者として共に自刃してほしいとたのんだと伝えられます。辞世の句は、「敵とみえしは群れてる鴎(かもめ) 鬨(とき)の声と聞こえしは 浦風なりけり 高松の朝の露ぞ消えにける」 海を連想させる歌です。(備中高松城資料館の展示物より、末近信賀)
 残念ながら、専福寺にはゆかりの物はのこっていないそうです。